医薬品開発において風邪よりも市場が広い高血圧

医薬品開発を行う上では製薬会社も利益を考えなければなりません。いかに良い薬であったとしてもその需要がなければ利益にすることはできませんし、いかに必要とされている領域であっても良い薬を生み出せなければ売れずに終わってしまいます。そういった観点から、医薬品開発においては市場をよく見るということが大切であり、常に需要が高く、今後も必要とされる分野で新しい薬を市場に出すということが重要になります。
誰もがかかってしまう可能性がある疾患であるということが医薬品が売れていくためには重要であり、風邪薬はその代表的なものです。多くの人が繰り返し風邪にかかっては薬を飲むというのが当然になっているため、多くの人から高い需要があります。しかし、風邪というのは一過的なものであり、長期間にわたって飲み続けなければならないということはありません。そのため、売り上げがある程度は期待できますが、病気になったら長期間服用を続ける医薬品に比べると劣ってしまうでしょう。
そういった考えから大きな市場は生活習慣病の領域であり高血圧はその筆頭に上がるものです。高血圧は血圧が高い状態が維持されてしまっている疾患であり、血圧を下げて正常な状態にしておくことによって他の疾病を患うリスクを下げられます。そのため、高血圧の患者は毎日薬を飲む必要があり、それによって健康を維持することが可能になります。こういった領域で医薬品開発を行い、現場で使用されるようになると大きな売り上げを期待できるようになるのです。世界的に見ても多くの患者がいる高血圧は市場も広く、医薬品開発を行っていくにあたっては風邪に比べても利益が大きくなると期待できる領域なのです。

ページトップへ